お気に入り記事の保存はアプリが便利!

ほぼ日刊イトイ新聞

2025-01-15

糸井重里が毎日書くエッセイのようなもの今日のダーリン

・いよいよ「生活のたのしみ展」も最終日です。
 週日で、最終日ですから、とても見やすいと思います。
 意外なところで意外なお宝が見つかるかもしれません。
 ぼくも、もう一度、お客として見直したいと思ってます。
 ところどころ、棚からなくなったものもありますが、
 この日はこの日で、入荷してくるものもあります。
 最終日ならではの「来てよかった」を感じてもらえるよう、
 気持ちを新たにしてお待ちしています。

・ここにやってくる人と、ここにお迎えする人がいます。
 いわば、ゲストとホストがいるっていうことかな。
 ぼくらはお迎えする側の人間なのですが、
 そのみんなの一所懸命さが、ほんとにうれしいんです。
 どういう理由で一所懸命になれるのか、
 いまはまだよくわかっていません。
 ただ、こういう動機もあるかなと感じたことがあります。
 「じぶんたちのはたらく場所を創造している」のかも、
 ふと、そんな気がしたのです。
 いまの時代、みんなそれぞれに思っているでしょう。
 こういうはたらき方をしたい、とか、
 こんなところではたらきたい、とか、
 こんななかまとはたらきたい、とか、
 じぶんもうれしくて、みんなにもよろこんでもらえる。
 そういうはたらき方をしたいんですよね、きっと。
 そんな理想のはたらく場所が、
 現実にどこかにあるかはわからないけれど、
 そんな場所を、じぶんたちで創れるかもしれない。
 そういうはたらく場所が、できかけているとしたら、
 じぶんたちの力で「ほんとに創ってみようじゃないか」。
 もしかしたらできるぞ、と感じてる気がするんです。
 ここには、ものをつくる人の「たのしみ」もあるし、
 それを選んだり買う「たのしみ」もあるのですが、
 この場所で、はたらく「たのしみ」もあると思うのです。 
 ぼくも、どうやら、そういうチームの一員です。
 疲れてないわけがないですが、このはたらく場所は
 最高の「たのしみ」をプレゼントしてくれてます。
 石田ゆり子さんも、よくはたらいてたのしんでいますよ。

 「生活のたのしみ展」が今日で終わったら、
 いつもの「ほぼ日」で、またおもしろいことをやります。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
みんなが本職じゃないことやってるのに、こんなにできてる。


ここ1週間のほぼ日を見る コンテンツ一覧を見る
ほぼ日の學校
吉本隆明の183講演
ドコノコ
ほぼ日アプリ
生活のたのしみ展
TOBICHI東京
TOBICHI京都